大津市木戸に所在する岩崎家住宅は、比良山系の山裾に所在する農家住宅です。寄棟造茅葺で四方に瓦葺の庇を設けています。滋賀県南部に広く分布する整形四間取り住宅で、江戸時代末期の建築と推定されますが、後世に拡張され現在の間取りとなっています。土間に面したデノマの柱や鴨居は、表面に残る木材を加工した工具の痕から一時代古いことが分かり、江戸時代中期の希少な古材を残す整形四間取りの住宅として貴重です。
奇跡の焼き物 龍爪梅花皮(りゅうそうかいらぎ)の販売、日ノ出窯の陶芸や日本茶煎れ方教室など、さまざまなご利用、体験ができます。

登録内容

登録対象主屋
年代主屋:江戸末期
構造及び
形式
主屋:木造平屋建、茅葺
建築面積主屋:103㎡
登録の基準1